頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

253回 キングセイコー SDKS013 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百五十三回目のレビューはキングセイコー SDKS013です。

レギュラーモデルのキングセイコーでは初の限定モデルとなります。

今後キングセイコーのシリーズは大きく拡大していくということなのでこれからが期待されます。

今後はポジショニングをグランドセイコー、クレドールの下に持っていくと思われます。

 

 

総合評価: 87点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

文字盤が亀戸で作られていたことにちなんで亀甲模様となっています。亀甲模様は非常に縁起の良いデザインです。また、落ち着いたブラウン文字盤もこのデザインには非常に合っています。

 

外装: 21点

外装は稜線のたった高級感のある仕上がりです。ブレスレットも真下になるので腕の細い方でもぴったり合います。

厚みは12,1mmと少し厚めです。ボックスサファイアガラスが1mm程厚くしています。

 

ムーブメント: 22点

ムーブメントは日付のない9R31を搭載しています。

70時間のロングパワーリザーブ機となります。できれば8Lムーブメントを積んで欲しかったですが値段が大きく上がるので仕方がないところです。

 

コストパフォーマンス: 22点

値上げも加味した価格となっておりベースモデルよりも3万円以上高くなりました。カーフベルトも付属していますので値上げでの価格差はあまりありませんがはじめてのブラウン文字盤で亀甲模様というゲン担ぎという意味ではいいかも知れません。