頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

429回 ザシチズン AQ4106-00A 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第四百二十九回目のレビューはザシチズン AQ4106-00Aです。

毎年出ている四季をイメージした限定モデルとなります。

 

 

総合評価: 88点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインは日の出前の空をイメージしたものです。薄ピンクのケースと文字盤ながら男性がつけても違和感のない色味にまとめたのはさすがです。

文字盤も雲竜紙を使用し独特の立体感を出しています。

 

外装: 22点

ケースのチタンで表面のピンクはデュラテクトサクラピンクを採用しており非常に品の良いケースになっています。また、ザシチズンはケース仕上げがすばらしく稜線がしっかり立っています。

 

 

厚みは12,2mmは標準的なものとなっています。裏蓋が比較的平らになっていて手の上での安定感は良いです。

 

ほのかに色がのっていて上品です。

 

ムーブメント: 22点

ムーブメントはソーラー時計としては世界最高水準の年差5秒のものとなっています。

調整など一切不要でビジネスでも非常に強い味方となります。

 

コストパフォーマンス: 22点

最先端と日本の伝統工芸の融合として和紙を文字盤に使用するという画期的なアイデアはもはやシチズンのお家芸となりました。

価格帯も50万円以下でグランドセイコーがもはや100万円台が平均的な中でかなり頑張った価格設定となります。