頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

378回 カシオ MRG MRG-B2000JS-1AJR 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百七十八回目のレビューはカシオ MRG MRG-B2000JS-1AJRです。重力丸モチーフにできました。

 

 

総合評価: 85点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

MRGらしい力強いデザインとブラックとブラウンの配色が非常に良い感じです。文字盤も菱巻のデザインになっています。全体的に日本刀をイメージしたデザインに仕上げています。

 

外装: 23点

外装はベゼル、ブレスレットの中駒に刃文デザインを施してあり結構手が込んでいます。裏蓋に「燦(さん)」という文字をなんとひとつひとつ手彫りしています。

 

厚みは16,9mmとかなりの厚みですがMRGであれば許せるものです。

 

ムーブメント: 19点

ムーブメントは電波ソーラー+Bluetoothのモデルで通常のものよりもムーブメント内部に金属を採用し高級感を出しているとのことです。

 

コストパフォーマンス: 20点

カシオにとって100万円というのは非常に大きな壁になっているようです。いかに100万円オーバーのカシオを普通に持っていくか長年の課題です。そういった意味ではこのモデルも試金石になるのではないでしょうか?このモデルが売れ行き好調であれば今後カシオのモデル特にMRG中心ですが100万円オーバーのモデルも増えてくると思います。

今では100万円の時計も珍しくなくなってきているので外装にかなりの手間隙掛けていることを考えればこの値段も仕方ないのかもしれません。