こんにちは、第三百七十五回目のレビューはグランドセイコー SLGW004です。
1968年に商品化され、ブランド初の10振動手巻きモデル「45GS」の復刻デザインです。このモデルと見てもグランドセイコーは売れるツボを心得てきた感じがします。
総合評価: 89点
(各項目25点満点)
デザイン: 23点
こういうクラシックなデザインは何と言ってもイエローゴールドケースが抜群に合います。44GSケースとも似ていますがよりクラシックな印象です。
外装: 22点
この限定モデルのために専用のケースが作られるということで非常に贅沢です。また、軟らかいゴールドケースですが面と面の稜線がしっかりと立っていて非常に難易度の高いことをしています。
厚みは10,4mmと通常モデルよりも1mm厚くあっています。手巻きはやはり薄くないと魅力が半減するのでここは頑張ってほしかったところです。
ムーブメント: 24点
この手巻きムーブメントは手で巻いた時に昔の時計を思わせるような巻き心地を再現しています。裏からのムーブメントもとても美しく仕上げられています。
コストパフォーマンス: 19点
ゴールドモデルですが400万円台というのはさすがに高すぎると感じます。あと100万円は安くして欲しかったです。国内限定本数が175本ということで全国のグランドセイコーショップに1本入るかどうかという入荷本数(和光やブティックの配分が多い為)なので案外これでも早くなくなってしまうかもしれません。