頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

360回 グランドセイコー SLGW003 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百六十回目のレビューはグランドセイコー SLGW003です。

発売前から非常に話題に上り、業界関係者からの評判も非常に高いモデルの登場です。

個人的にはこのモデルは相当に時計の玄人を意識したつくりが所々にあるのが特徴となっています。

 

 

総合評価: 91点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインは白樺のタテ筋をヨコ筋にしたものとなります。革ベルト専用モデルですが手巻きということがありますので相性はとても良いです。

 

外装: 23点

ケースにはブリリアントハードチタンという洋上施設などに使用するような非常に耐腐食に強いものとなります。おそらくはロレックスの904スチールよりも腐食に強いものと思います。

 

厚みは9,95mmということで10mmをきりました。

 

ムーブメント: 24点

ムーブメントはなんといっても手巻きの感触は最高に素晴らしいです。昔の手巻きムーブメントのような感触を再現しています。特にもともと自動巻きの9SA5ベースだと思いますが地板変更や感触など非常に手間隙かけられています。

 

ムーブメントも非常に美しいものとなっています。裏側にパワーリザーブを持ってきたのはとても良いです。

 

コストパフォーマンス: 22点

全国に40店舗程しかないグランドセイコーブティックとグランドセイコーサロンでのみ販売されておりしばらくは店頭には並ばないモデルです。

通常の自動巻き白樺モデルがブレスレットがごつくてつけにくいという人とかにも非常におすすめです。

このモデルは雲上ブランドをお持ちのお客様などよく注文来ますがかなり人気が出ると思います。