頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

346回 セイコー アストロン セイコー100周年モデル SBXC156 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百四十六回目のレビューはセイコー アストロン セイコー100周年モデル SBXC156です。セイコーブランド100周年というものとなり、服部金太郎限定モデルという名前もついています。

 

 

総合評価: 86点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 21点

デザインは真っ黒のケース、ブレスレットに金色のベゼルケース、リューズ、プッシュボタンで表情を出しています。

 

外装: 21点

チタンにスーパーブラックシールドを施しており、通常のチタンの約2倍の耐傷性能があります。とはいえシチズンのデュラテクトには劣るものとなります。

 

厚みは14,1mmとなっており前のケースの12,2mmよりも厚くなっています。また、サイズも1mm程大きくなっているので前のモデルを見ていると大きく感じるかもしれません。

 

セットでシリコンバンドがついてきます。いわゆるラバーではないので高価ですが劣化しにくいものになっています。

 

ケースとの付け根にも硬質なプラスチックを採用して変形と破損を防ぐ工夫もしてあります。おまけにしてはお金かけてます。

 

ムーブメント: 22点

ムーブメントは今までの5X53から5X83に変更になっていてあわせてインダイヤルの位置も変わっています。デュアルタイム機能に加えて1/20クロノグラフも搭載しました。

性能が上がったというよりも機能が増えた感じです。ファンクション機能のインダイヤルの表示は少し見にくくなっています。

 

コストパフォーマンス: 22点

今までの服部金太郎モデルも強気の価格設定でしたがすぐに完売していたことを考えると今回も完売となるでしょう。100周年記念ということもあって今まで以上に人気が出と思われます。箱も専用のもので通常モデルよりもかなり豪華な仕上げとなっています。