頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

265回 セイコー アストロン 国境なき医師団限定 SBXC133 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百六十五回目のレビューはセイコー アストロン 国境なき医師団限定 SBXC133です。前回もものすごい人気ですぐに完売したモデルとなります。今回はGPSと電波ソーラーの二種類登場です。

 

 

総合評価: 87点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

デザインはアストロンでは非常に珍しい白を基調としたものです。赤と白で上手くまとめています。文字盤の白のクオリティはシチズンほどではないかなと感じます。

あとはベゼル部分の海外の時間帯表記ですがやはり都市名の略字のほうが分かりやすいですね、これは通常モデルもそうでしたがすぐには分かりにくいものです。

 

外装: 21点

新しいデザインコードで非常に評判の良いものです。アストロンの力強さがあります。

 

 

厚みは12,2mmで通常モデルと同じとなります。初代から比べると相当薄くなりました。ブレスの駒も以前より少し細かくなってフィット感も向上しています。

 

ムーブメント: 22点

ムーブメントは従来通りの5X53を採用しています。セイコーのみGPSウォッチを独自に進化させていてもはや敵なしのムーブメントとなりました。

 

コストパフォーマンス: 21点

ベースモデルよりも4万円高くなっています。付属にシリコンバンドあるため(2万円ほどします)ですが限定ということを考えると妥当かなと思います。黒、青、シルバーが多い中で白文字盤は希少ですので限定かどうか関係なく良いと思います。