頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

244回 ザシチズン NC0206-18E 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百四十四回目のレビューはザシチズン NC0206-18Eです。ザシチズンの機械式限定モデルです。通常モデルでも入手困難ですがこの限定はさらに入手困難なものとなっています。

このシリーズは明らかにシチズンのラグジュアリー化していく方向性を感じるものとなっています。今年もさらに新型が出ると思いますが期待値があがります。

 

 

総合評価: 91点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

「甲冑」をイメージしたデザインで全体的に黒とシルバーで男らしい無骨さが出ています。文字盤も凹凸を出しており非常に手の込んだものとなっています。

全体的なまとめ方も非常に上品で高級感があります。

 

外装: 22点

外装はザシチズンらしく稜線のたった非常に作りこみされたものとなっています。

 

厚みは10,9mmと通常モデルと同じです。ラグが短くベルトが真下までいくので付け心地はとても良いです。

 

革ベルトはエイの皮かと思いましたがカーフに漆を施したもののようです。

 

ムーブメント: 24点

ムーブメントはシチズンの新しいフラッグシップの0200です。クロノメーター以上の-3~+5秒の高精度です。見た目も非常に美しく圧巻の仕上がりとなっています。

ローターは限定モデルに関しては22金を使用しています。遠心力でより効率よくまわります。

 

コストパフォーマンス: 22点

ベースモデルと比べて30万円近い価格上昇となっています。ただでさえ入荷が全くないこのモデルですがこちらは限定90本と極めて少ない本数の為希少価値は非常に高い物となります。おそらく全て既に完売していると思いますがどこかにあれば手に入れていても損はないと思います。