頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

237回 シチズン クロスシー EE1007-67W 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百三十七回目のレビューはシチズン クロスシー EE1007-67Wです。

今までの「daichi」コレクションの新しいモデルとなります。

 

 

総合評価: 85点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

このモデルはなんといってもセンターのラボグロウン(工場生産合成ダイヤモンド)を採用したデザインでしょう。真ん中に咲く一輪の花をダイヤモンドで見立てていてあえて触るとポッコリさせています。いつでも触ればダイヤモンドを認識でき自分らしく輝き続けれるようにという願いのこもったものでコンセプトも非常に良いです。

 

外装: 22点

このモデルの特徴のダイヤモンドですがわざわざ覆輪留めという技法でダイヤモンドを留めています。直接サファイアガラスにくっつけるのではなくこのようにすることで外れにくくダイヤモンドも輝きます。こういうわかりにくいところにも手を抜かないのはさすがシチズンです。ガラスもサファイアガラスを削ってダイヤモンドを留めています。

ケースはデュラテクトを施していて傷もつきにくくなっています。

 

厚みは9,4mmとプックラしています。サイドからミルグレインが見えます。

 

ムーブメント: 20点

ムーブメントは電波ソーラーモデルです。クォーツのモデルはこのモデルのようにディスク(ナイト&デイのところ)をまわすのはトルクが少ない為苦手ですがこのモデルはしっかりと回転させています。

 

コストパフォーマンス: 20点

通常モデルよりも27000円高くなっています。サファイアガラスをわざわざ削ったりと非常に手間が掛かっていますので仕方がないですが普通に考えるとちょっと高いかなとも感じます。個人的にはセンターのダイヤモンドがすこし当たるのでこれを触っているとクセになってしまいそうなので結構買ったらずっとこればかりつけていそうな気がするモデルです。