頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

226回 セイコー アストロン SBXC123 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百二十六回目のレビューはセイコー アストロン SBXC123です。

こちらはGPSソーラーを使った「NEXTER(ネクスター)」デザインの限定モデルとなります。

 

 

総合評価: 89点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

文字盤は電波ソーラーの限定モデルよりもやや薄い紫も字盤となっています。

電波よりも文字盤に手が加えてあり放射状の筋がはいっておりより立体的なものとなっています。

 

外装: 21点

ケースにはブラックダイヤシールドを施しており傷に強いものとなっています。

通常のチタンの約2倍の硬度を誇ります。

 

厚みは12,2mmと通常モデルと同じです。それにしてもセイコーのGPSウォッチは薄くなりました。初期モデルはたしか17mmくらいだったのでかなりの薄型化です。このあたりの技術革新は素晴らしいです。

 

ムーブメント: 22点

ムーブメントは従来通りの5X53を採用しています。世界最高のGPSウォッチとしておそらく毎回マイナーチェンジして性能を高めているのはセイコーだけかもしれません。スイス時計は絶対にかなわないのですぐに開発中止してますし、シチズン、カシオも進化させているという話も聞きません。完全にセイコーの独壇場となっています。

 

コストパフォーマンス: 23点

こちらも通常モデルと価格差がありません。こちらもいかにも限定モデルらしい形になっていますのでとても良いですね。本数は世界限定で1500本ですので日本の割り当ては500本くらいでしょうか。