頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

218回 グランドセイコー STGF357 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百十八回目のレビューはグランドセイコー STGF357です。

レディスの時計で新しいグランドセイコーのアイコンにしていきたいモデルの最小ケースモデルとなります。

 

 

総合評価: 87点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

日本人には丁度いいサイズ感です。いくつ物曲線を合わせた非常に繊細で秀逸なものとなっています。

このモデルには革ベルトが非常によく合いますね。

ただ手首の細い人には革ベルトが長すぎる気がするので長さが何種類かあってもいいです。

 

外装: 21点

曲線を活かした上品なケースとなっています。複雑なケースデザインにしっかりとザラツ研磨を施していることで見た目の美しさと見る人が見ると非常に高級な印象を与えます。

 

厚みは9,8mmと薄くて非常に着けやすくなっています。

 

ムーブメント: 21点

年差クォーツの精度の良いムーブメントを搭載しています。国産時計の中では年差10秒というのは特別優れているものでもありませんがスイス時計でこれだけの精度のものはありません。(ロンジンのVHP

 

コストパフォーマンス: 23点

スイス製時計の同クラス(カルティエ、オメガ等)と比べると非常にお得感はあります。スイス製でこのクラスですともう50万円近くになっているので非常におススメです。