頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー 184回 カシオ MRG MRG-B5000B-1AJR 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百八十四回目のレビューはカシオ MRG MRG-B5000B-1AJRです。ついに出たG-SHOCKの代名詞の最高級モデルです。

 

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総合評価: 87点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

デザインはG-SHOCKの代名詞のデザインで見慣れたものとなっています。パッと見ではGMW-B5000などに見えますが良く見るとデザイン的な違いは結構あります。

裏蓋やボタンのゴールドカラーがアクセントになっています。

 

外装: 24点

ケースをワンピース構造から25ものパーツを組み合わせその一つ一つにザラツ研磨をほどこした非常に手間隙のかかるものとなっています。下の価格帯でGMW-B5000がありますが見比べるとこのモデルのコストのかけ方に驚くと思います。バラバラのパーツを組み合わせたことで外装の高級感がすごく出ています。

 

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厚みは12,9mmとそこまで厚みはありません。サイズもそんなに大きくないので手首の細い人でも合わせられます。

 

ムーブメント: 20点

ムーブメントはGMW-B5000をベースに電気抵抗を減らした長寿命タイプへブラッシュアップされています。また、ムーブメントは見えませんが美観向上のためにゴールドめっきを施した高級使用になっています。また、このムーブメントはベースモデルが幅広く製造されていますので将来的なメンテナンスという面でも安心感があります。

 

コストパフォーマンス: 20点

このモデル一番安い樹脂モデルで1万円台、ステンレスのフルメタルで7万円台ということを考えると40万円台のこのモデルは確かに高いですが普段仕事でいかにも高い時計がしにくい、ラフに扱うがその中でも高級なものがほしいという人の要求を十分満たしています。

営業の仕事の人でもつけても嫌味のない高級時計になっています。