頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー 149回 グランドセイコー SBGA437 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百四十九回目のレビューはグランドセイコー SBGA437です。

こちらは今まであったマスターショップ以上モデルであるSBGA283の新型という位置つけのようなものとなります。こちらはマスターショップ以上モデルではなく通常販売モデルとなります。

 

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総合評価: 84点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインはグランドセイコーらしいものとなっています。SBGA283と比べるとインデックスが太くなったり若干の仕様変更があります。ケースサイズが1mm大きくなって40mmとなっています。SBGA201がケースサイズ41,5mmでわずか1,5mmの差ですが比べると結構違います。

ブレスレットなどは同じ3列のスポーティなものとなっており使いやすそうな形です。

 

外装: 22点

外装も前作と同じとなっています。

上位モデルほどポリッシュ面とサテン面がハッキリしていませんがザラツ研磨の仕上げなどとても高級感があります。

 

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厚みは12,3mmと前作と同じとなっています。ケースサイズが大きくなったので厚みはより感じにくくなりました。

 

ムーブメント: 21点

ムーブメントは上位モデルと同じ9Rムーブメントとなっています。

 

コストパフォーマンス: 19点

前作が440,000円とこのモデルよりも約20%安いというのもあってどうしても割高に感じますし、上位モデルのSBGA201なんかが572,000円なのであと4万円出せば上位モデル買えるのでそちらにしたほうがいいのでは?とも思いますがSBGA201がケースサイズ41,5mmで大きいと感じる人がいれば文字盤の色が同じこちらもお勧めです。