頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー カシオ MRG-B2000B-1AJR 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百十一回目のレビューはMRG-B2000B-1AJRです。

MRGで一番人気だった「赤備え」といわれるものの後継機となっています。

見た目は全く一緒ですがムーブメントは一新されました。

 

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総合評価: 85点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 24点

デザインはキープコンセプトとなりました。この辺り人気のあるものに関してはデザインを大きく変えないというのは正解です。

赤備えよりも色の露出を少し少なくすることでより万人受けするデザインとなりました。

良く見ると文字盤は和柄の鱗模様になっており海外でも人気が出そうです。

 

外装: 22点

外装も前作から引き続きDLCコーティングを施したものとなります。

さすがに最上級モデルということもありケースもエッジがたっており非常に高級感があります。

 

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厚みは16,9mmとダイバーウォッチ並みの厚さとなっています。

これもG-SHOCKなので許せるあつさかと思います。

 

ムーブメント: 17点

ムーブメントは一新され前作のGPS機構はなくなり代わりにBluetoothを搭載することとなりました。GPSはセイコーが頭ひとつ抜けた性能となっておりここで勝負は避けたのでしょう。

各種操作も前作よりも簡単に出来るようになっており機会が苦手な人でも使いやすくなっています。

 

 

コストパフォーマンス: 22点

G-SHOCK最上級機種らしい高級感のある作りとなっています。今までの延長ではなくロレックスやオメガを持っている人が日常使い用として考えれば丈夫ですし良いのではないかと思います。

MRGに関しては修理保障をもっと長くして欲しいですね。