頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。

レビュー セイコー キングセイコー SDKA001 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百五回目のレビューはキングセイコー SDKA001です。

セイコー創業140周年、キングセイコー誕生60周年を記念して復刻となりました。

このモデル数年前からファンの間で出るのではという憶測が飛び交っていましたが本当に復活となりました。

こちらアンティーク市場でもグランドセイコーほどの高値はつけていないからか比較的買いやすいセイコー最高峰モデルとして根強い人気があります。

本来セイコーの直系最高峰はこのキングセイコー(亀戸)ですので本家復活といったところでしょうか。

グランドセイコーの廉価版というイメージもあるかもしれません、またキングセイコーは後半は様々なデザインのものも出していました。

 

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総合評価: 86点

 

デザイン: 22点

デザインは二代目キングセイコーのデザインとなっています。これと初代以外は復刻してもちょっと売れないかな、というものなので一番人気のあった二代目から復刻して正解です。(キングセイコー第二段は初代モデルでしょうか)

オリジナルも写真で見たことがありますが新型のほうが面がしっかりと立っていて立体的かつ高級感があります。

 

外装: 22点

外装も今のセイコーらしくしっかりと面が立っています。ラグの特徴的なところもとても良いですね。

文字盤のサンレイ仕上げも非常に上品に仕上げる事が出来ています。

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厚みは薄型ムーブメントを使うことで11,4mmとなっています。

 

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尾錠も当時のものの復刻となっており、ノスタルジックでこれもいいですね。

 

ムーブメント: 21点

ムーブメントは(おそらく薄型キャリバー4L25ベースの)6L35を搭載しています。6R15よりも1,3mm薄い4mm厚となっています。正直ムーブメント厚4mmは厚くはないですがかといって薄くもないです。(世界的高級汎用機ETA2892-A2だと3,9mmぐらい)

とはいえ、ETAの数十分の一の生産量のセイコーがこの2892-A2に近づけたモデルを量産モデルとして出したことは素晴らしいことです。

ただできればキングセイコーを名乗るのであれば8L35か8L55を採用して欲しかったですしETAとの差別化でパワーリザーブを80時間ぐらいに伸ばして欲しかったです。

 

コストパフォーマンス: 21点

キングセイコーという名前は世界中にファンも多い為3000本という限定本数はすぐになくなることでしょう。

35万円という価格も以前このムーブメントを載せたプレザージュが24万だったこと、専用設計の外装ということを考えると高すぎない設定だといえます。

 

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