頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー ザシチズン AQ4060-50E 頑張れ国産時計のブログ

あけましておめでとうございます、第百一回目のレビューはザシチズン AQ4060-50Eです。

今までよりもケース径を大きくしてステンレスモデルバージョンとして登場しました。

全体的に力強いフォルムとなっています、

 

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総合評価: 90点

 

(各項目25点満点)

 

 

デザイン: 22点

デザインはシンプルです。前のモデルはパワーリザーブ針がありましたがほとんど針は動くことはないので省いています。むしろすっきりして高級感が増しました。

黒文字盤も透過性があるとは思えない金属のような仕上げになっています。また、インデックスや針もこの磨き上げられておりキラキラ輝き高級感が出ています。

 

外装: 23点

外装はさすがシチズンです。稜線もしっかりとたっていますし、今までよりもケースとブレスレットに一体感が出ています。

総合的に見ても高級感が出るようになりました。また、ステンレスの上からデュラテクトプラチナを施しプラチナ色でステンレスの約4倍の硬さを誇ります。

 

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厚みは10,1mmと頑張っています。3針時計だと10mmがとても丁度良いです。

横から見ると良くわかりますがなだらかにラグがケース底を包む形になっておりつけ心地の良さに貢献しています。

 

 

ムーブメント: 22点

ソーラーモデルで年差5秒というシチズンしかできない高い技術力を誇るムーブメントが搭載されています。こちらはa010という前のモデルとおそらく同じでパワーリザーブのあるなしの違いだけと思われます。

パワーリザーブも常に満タンになっていて動きがないのでこれは排除して正解だと思います。

 

コストパフォーマンス: 23点

グランドセイコーの40mmクォーツと同じ価格にぶつけてきた感じです。

コストパフォーマンスだけを見ればこちらに分がありますがここは好みの問題です。

知る人ぞ知るいいものを見る目がある人はこちらを選ぶのではないかと思います。