頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー グランドセイコー SBGE255 頑張れ国産時計ブログ

こんにちは、第七十六回目のレビューはグランドセイコー SBGE255です。原稿ですが以前から定番のSBGE201よりも少し小振りで登場しました。

機械式でも多数GMT出ていますが去年から一気にGMTの数が充実してきました。おそらく海外の要望が多い為でしょう。

 

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総合評価: 85点

  

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

このシリーズ、色は全部で黒、グリーンの3種類体制です。文字盤とベゼルの色をしっかりと合わせていて統一感があります。

最近のグランドセイコーは配色が抜群に良いですね。

 

外装: 21点

ベゼルは従来のサファイアクリスタルからセラミックへ変更。セラミックでもある程度思い通りの色が出せるようになってきたのでしょう。

グランドセイコーのセラミックは数ある中でも最も強度が高いものを使用しているようです。

セラミックとサファイアどちらがいいというのはいえません、このあたりは好みのわかえっるところでしょう。

ブレスレットも5列になっていてスポーティさラグジュアリーさの両立を達成しました。

 

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厚みは14,7mmと以前のモデルと同じです。ケースが小さくなった分厚く感じます。

ここはもう1mmでも薄くして欲しかった。

 

ムーブメント: 22点

こちらは通常モデルと同じです。スプリングドライブは安心して使えますね。

 

コストパフォーマンス: 20点

以前のモデルよりも3万円高くなりました。ベゼルをセラミックにしたとはいえこれぐらいだとあまり値上がりの理由にもならないような・・・。

前作では大きすぎるという方(44mmだった)にはおススメします。両方見比べて選ぶのが良いかもしれません。