こんにちは、第六十八回目のレビューはグランドセイコー SBGJ237です。
パッと見はスプリングドライブのGMT顔していますがメカニカルハイビートを搭載しています。
こちらはブティックなどの特定店舗のみでの取り扱いです。
最近のグランドセイコーは独立して一気に垢抜けてきましたね。これもそれを象徴するモデルで今までのグランドセイコーの枠では決して生まれないものです。
総合評価: 89点
(各項目25点満点)
デザイン: 23点
スプリングドライブのモデルよりもこちらの方が良いですね。ブルーとホワイトの配色が絶妙です。
色使いも必要最低限に抑えていて文字盤も濃紺となっており非常にバランスよく仕上がっています。
ここで赤とか加えるとバランスが崩れるので頑張りました。
外装: 22点
外装もザラツ研磨を施し艶出しつや消しのバランスも良いです。
国産時計はあえてセラミックを使わずにしているところも多くグランドセイコーのこのモデルもそうです。セラミックだと思い通りのいろが出せない為だと思いますがサファイアのベゼルを採用しています。
ガラスやベゼルなど比較的ぶつけやすい面をサファイアガラスを盛り上げることでガードしています。また、ベゼルの色もとても綺麗に出ています。
ムーブメント: 22点
メカニカルハイビートを採用しています。36000振動という高振動機はより安定性に優れるのでこういうスポーツウォッチにこそふさわしいので最高のコンビネーションです。
コストパフォーマンス: 22点
通常のメカニカルハイビートGMTでも70万円以上していることを考えるとケースなどもかなりがっちりとしてさらに200M防水になっていて妥当な価格だと思います。
また、どこででも買えないというのも魅力ですね。
カジュアルな服装にも合わせやすいのでこれからの季節にもピッタリですね。