頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー カシオ ガルフマスター GWN-Q1000A-1AJF 頑張れ国産時計ブログ

こんにちは、第五十四回目のレビューはカシオ ガルフマスター GWN-Q1000A-1AJFです。

クワッド(4)センサーをを備えたプロフェッショナルモデルです。

どうもダイバーの方はデジタルよりもアナログを好む人が多く、こちらのモデルも一部アナログで表現し感覚的に認識できるようにしてあります。

このあたりはかなりアクの強いモデルで人気の面ではいまいちですが非常に個性的ではありますね。

 

時計を買うときは是非町の時計屋さんで現金で買ってあげてください。

 

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総合評価: 81点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

アナログは必要なものだけで、その他(水深・方位・気圧・温度・高度)はデジタルで任意に見たいものを見れるようにしてます。

これだけ多彩な機能を要しながら比較的すっきりとしたデザインにしたのはさすがです。

 

外装: 20点

外装はステンレスと樹脂をバランスよく配置しています。また、高い防水性を確保する為の工夫も凝らしてあります。

出来れば素材はステンレスではなくチタンにしてより耐錆性能を上げて欲しかったですね。

 

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ケース厚は17mmとスーツの袖にはもちろん収まりません。

非常に目立つと想います。ウエットスーツの上などにピッタリです。

 

ムーブメント: 17点

電波ソーラーで使いやすいです。今後はより安価にする為に電波を外してBluetoothにしていくかもしれません。

 

コストパフォーマンス: 22点

プロフェッショナルモデルで電波時計であれば十分お買い得です。

下手なダイバーウォッチよりもよほど丈夫で安心感があります。また、目立つの価格以上に高級に見えるでしょう。