こんにちは、第五十二回目のレビューはシチズンエコドライブワン AR5030-59Lです。エコドライブワンのチタンモデルになります。
ケースが小振りになりよりつけやすくなりました。
コロナウイルスの影響によりブランド各社、販売会社ともに大打撃を受けています。
もし時計を買われる時は是非町の時計屋さんで現金で買ってあげてください。
町の時計屋さんはメンテナンスでもメーカーと交渉したり仲間内のネットワークを使って親身に対応してくれます。こういうところが減っていくのはあらゆる面で大損害です。
総合評価: 84点
(各項目25点満点)
デザイン: 18点
デザインオーソドックスな2針モデル。薄いながらも針の作りを立体的かつ仕上げの違いを演出させており視認性がよく高級感も高いものになりました。
文字盤もソーラーセルを下に内蔵しているとは思えない良い仕上がりです。
外装: 24点
シチズンお得意の世界最高レベルのビッカーズ硬度を誇るデュラテクトαが施されています。これは金属光沢でセラミック並みの硬度を出すシチズン独自の加工技術です。
また、エッジのかかった面も非常に高レベル。このあたりはさすがシチズンです。艶出し面の光り方も下地処理の丁寧さが光っています。
また、ブレスレットもこのように文字盤からバックルにかけて徐々に細くグラデーションになっているのも違うパーツを作る必要があることから手間とコストがかかりますがその分見た目と付け心地が大きく向上します。
厚みは世界最薄レベルの3,5mmです。ステンレスモデルが2,98mmなので少し厚くなっています。それでもとてつもない薄さです。つけたら皆さん驚きます。
ムーブメント: 24点
ネジや電池までもが専用設計という贅沢仕様のムーブメントです。電池はさすがに自社製ではありませんが歯車などほとんどを内製化できるのは国産時計の魅力です。
このムーブメントは世界最薄の1mmです。シチズンにしか出来ない技術ですしシチズンしか作れないでしょう。
コストパフォーマンス: 18点
チタンなので高くなるのは仕方ないです。スイスブランドだとステンレスモデルと比べて20万位は高くなるので10万あがっただけであればそんなに高くないです。
サイズが小さいのでステンレスと迷う方は最終的には大きさでしょう。
軽くて傷に強く薄くて防水もあるということで日常使いでも非常に重宝しそうです。