こんにちは、第四十四回目のレビューはセイコープレザージュSARX071です。
こちらは1964年に登場したモデルの復刻モデルになります。
2020年の東京オリンピックのオフィシャルタイムキーパーはオメガなのでオリンピックは使えないのでなんとなく連想させるようなモデルを発表したのでしょう。
ちなみにこちらのグリーン文字盤は当時にはなく他のシルバーとブラックは1964年モデルもあったようです。
総合評価: 91点
(各項目25点満点)
デザイン: 22点
1964年のモデルを忠実に再現しています。今でも通用するデザインなので当時からセイコーのデザイン力はなかなかのものでした。
グリーン文字盤はトレンドカラーを意識したのか、それともレトロな雰囲気を出すためなのか分かりませんがこの時計にとても良く似合っています。
外装: 21点
何気にケースも専用設計のようです。10万円以下の時計に専用ケースというのはやりすぎな気もしますがこのあたりも国産時計の良い所ですね。これだけでスイス時計では10万以下は無理ですね。
ケース径は41,3mmで厚みが11,3mmと誰にでもピッタリ合うケースです。しっかりとザラツ研磨を施し高級感も出ています。
ムーブメント: 23点
新型の中級ムーブメントです。このあたりはハミルトンでも15万ぐらいしますので10万円以下は素晴らしい。70時間パワーリザーブと±10秒ぐらいの精度は安心して使えます。
このムーブメントはプロスペックスで先行して搭載されましたがあちらにも使えるぐらいの頑丈さもあります。
コストパフォーマンス: 25点
専用ケース限定で85000円というのは頑張りました。1964年の東京オリンピックのトリビュートモデルとしても今年買うにふさわしい時計です。
ひょっとしたらもう売り切れて買えないかもしれませんがこれをつけて観戦するのも良いかもしれませんね。