頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー カシオ フロッグマン GWF-D1000B-1JF

こんにちは、第二十六回目のレビューはカシオフロッグマン GWF-D1000B-1JFです。

ソーラー電波モデルにして初の水深計を備えました。旧型に比べて価格が約2倍になってしまいましたが相応のスペックアップとなりました。

セイコーのプロスペックスと並んで世界に誇るダイバーズウォッチですね。

セイコーは電波がないので電波ダイバーでは唯一無二です。

 

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総合評価: 85点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

何十年も前から変わらずアシンメトリーなデザイン。これもダイバーの声を忠実に聞いて作られているので無駄がありません。

 

外装: 20点

53mmという大型のケースはダイビングしてもしっかりと見やすくて安心できます。

ネジ1本まで過酷な状況を想定した作りこみとなっています。

ただケースがDLCでコーティングしているとはいえステンレスなのは良くありません。これだと傷つけてDLCが剥がれると錆びてしまう可能性があります。これはチタンで出して欲しかったですね。

ケース厚18mmはダイバーズモデルということを考えればこんなものでしょう。

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ムーブメント: 20点

通常の電波ソーラーながら80Mまでの水深計が付いているのは良いですね。また、温度計や潜水データも保存できるのは嬉しい機能です。

 

コストパフォーマンス: 22点

これだけのハイパフォーマンスのダイバーズウォッチもなかなかないですね。実際に仕事で使うとなるともっと専用のコンピューター付きになりますがちょっとしたダイビングにはピッタリです。

実際はダイビング以外にもアウトドアなどにも重宝しそうです。