頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。

レビュー クレドールリネアルクスメン GCLH977 頑張れ国産時計ブログ

こんにちは、第十六回目のレビューはセイコーが誇るグランドセイコーと双璧のクレドール、リネアルクスメンのモデルです。

クレドールはセイコーの中のエレガンス時計の頂点のブランドです。

昔は長嶋茂雄が広告に出ていて爆発的な人気を誇りました。

いまは、グランドセイコーと立ち位置を分ける為によりエレガント路線、ジュエリーウォッチ路線、そしてコンプリケーション機構の充実に舵を切っています。

 

クレドールの時計にはセイコー社の誇る最も複雑な機構を搭載しています。

ミニッツリピーター、ソヌリ、トゥールビヨンなどスイス高級時計のお株を奪う技術がふんだんに載せられています。

 

グランドセイコーが全世界的に爆発的な人気を博している陰でややおとなしい印象ですがこちらも素晴らしい時計です。

 

さて、このリネアルクスは最初は女性モデルで登場しました。ドーム型のサファイアガラスとブレスレットの繊細な作りこみで新モデルながらクレドールの中核モデルに成長しました。そこでメンズモデルが登場です。レディス同様シンプルで華美を嫌うさりげないこだわりを持つ方にピッタリの時計です。

 

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総合評価: 83点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 20点

シンプルで上品なデザインです。丸と八角形という独特のデザインミックスでクラシックな印象もあります。

あえて言えば文字盤側のパワーリザーブは裏側に移動させればもっとおしゃれになったかな?と思います。

文字盤のサンレイ仕上げも非常に繊細なエングレービングが施されており上品です。

 

外装: 22点

外装は高度なザラツ研磨を施しており非常に上質。特に八角形の面同士が交わる稜線の仕上げなどぴっちり仕上げているのはさすがです。職人泣かせの加工だと思います。

また、クレドールらしく厚みも9,5mmと頑張りました。

薄くするのは本当に大変なことなので10mmきったのは素晴らしいです、が、シチズンなどは究極の薄さに挑戦していっているのを見るともう1mmでも薄さに挑戦して欲しいです。

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ムーブメント: 23点

クレドール専用の手巻きスプリングドライブを搭載しています。もともとスプリングドライブはクレドールが最初に搭載したので。本家本元ですね。

こちらはグランドセイコー以上に仕上げがしっかりしています。裏からみても惚れ惚れするムーブメントになっていて楽しめますね。

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コストパフォーマンス: 18点

手巻きスプリングドライブをつんでいる時点で60万円以下というのはないかと思いますが70万だと他にも色々と候補が出てしまうかも・・・。

グランドセイコーとは用途が違い、こちらは高級レストラン、美術館などといったところでさりげなくつけている場面が似合いそうな時計です。

 

クレドール リネアルクスメン  GCLH977 ¥700,000(税抜き)

ステンレススチール 手巻きスプリングドライブ 日付 パワーリザーブ