こんにちは、第十四回目のレビューはシチズンアテッサのCC4004-58Eです。
GPS電波ソーラーを搭載したモデルとなり丁度セイコーアストロンとの競合モデルです。
人気はやはりアストロンのほうがありますがよくよく見ていくとこの時計はとてもいいところがたくさんあります。皆がアストロンを選ぶ中であえてこれという選択肢もありだと思いますよ。
私も複数GPSウォッチ持って海外に何回も行っていますが、個人的にはシチズンのGPSが一番使いやすいと思っています。
シチズンのは海外に時間を合わせるときに短針が動いて合わせるため非常に早く時間が合います。空港などでバタバタしているときは本当に重宝します。
総合評価: 83点
(各項目25点満点)
デザイン: 21点
いわゆるクロノグラフ顔で見慣れたデザインですが、表示はデュアルタイム、曜日、ファンクションという表記になっていてクロノグラフを使わない時でも使う実用性があります。(クロノグラフだけだと使わないときはただのお飾りですからね)
程よくごちゃごちゃしていて男心をくすぐるデザインになっています。やはりブラックカラーが効いています。
外装: 22点
素晴らしい程よく角のたった作りで高級感あります。さらにシチズンの得意な表面処理のデュラテクトとDLC(ダイヤモンドライクカーボン)を施し固さと美しさ、そして同じ黒でも他社製品よりも遥かに色落ちしにくいです。
重さもチタンの為わずか109g!軽くてアレルギーにも強いです。
厚みが15,1mmとなかなかの厚みとケースサイズが44mmというのが万人受けはしにくいのかもしれません。がっちり体型の人にはピッタリです。
こちらのバックルも2cmぐらいのエクステンションあるのは地味にありがたいです。
ムーブメント: 20点
以前はシチズンは世界最速6秒?で合うと言っていて実際に海外で試しましたが私の場合は20秒ほど掛かりました。
文字盤を空に向けてその場で立ち止まったほうが早く時間が合います。
あとは短針が動いて合うのが他社よりも早くて良いです。
こちらもセイコーと同じく二次電池が空になってもまた充電してくれます。ただセイコーよりは時間が掛かっています。
最後にGPSを使わないときでも月差が5秒というのも他社よりも高精度です。(その代わりセイコーは毎日gPS受信しているのに対しシチズンは6日に一回とのことです)
コストパフォーマンス: 20点
チタンにデュラテクトのGPSで23万円というのは十分にコスパが高いです。
デュアルタイム機構あるので海外にいながらにして日本の時間がわかるのも利点の一つです。
セイコーアストロンの大谷翔平とともに広告に出ている強力な宣伝の陰に隠れる形になっていますが性能はほぼ同じですのでこちらも是非検討してみてください。
実際に手にとって比較しないともったいないですよ。